チームラボが手がける「下鴨神社 糺の森の光の祭」
京都在住の僕にとっては、小さな頃から馴染みのある下鴨神社。世界遺産でもある下鴨神社で、今回チームラボのアート展示が行われるということで、会期初日に行ってきました。
この看板が入口に両サイドに設置されていました。チームラボのロゴと、下の明朝体フォント、面のスペースとのバランスが良い感じ。このフォント、写真では見えにくいですが、うっすらぼかしを入れて、文字が光ってるようなデザインにしてあります。(WEBサイトでもそうですね。)
下鴨神社の糺の森の参道沿いの木々にRGB照明でライトアップがされ、光の空間がずーっと続くのは、昼間に訪れる参道とはまた違うアート空間へと演出されていました。
参道の木々は、そばを通る人々に反応して、光の色を変化させ音色を響かせるアート演出が続きます。これが、参道の木々が呼吸するかのようなイメージでしょうか。
これ、本当にずっと続いてます。ちょっと照明器具を気になるところは職業病でしょうね。。。汗だくになりながら少し並んでいると、「並んでも入れませ〜ん。」というアナウンスがあり、途中で列から外れて、前へ進んでいくことにしました。(その時、そのアナウンスを信じて、今日は入れないんだな、と思ってたのに。。。→この記事後半へ続く)
「呼吸する球体-下鴨神社」
下鴨神社の楼門の中には、光の球体が光の色を変えたり、ゆっくりと呼吸するようなアート空間があります。この球体達が連動した変化、そして、その変化と連動して参道の森も変化していく。それが呼吸していく。。。というような感じかと。
僕は、途中で並ばずに進んできたので、柵があり、入れず。そして「入れませんので、ここにたまらず、移動してください。」というアナウンスがまたもあり、球体が点灯したことを確認したら、会場を後にしました。。。なので、手前から撮影だけしてみました。
わかりにくいかもしれないですが、ピンク系の色の球体が見えています。この球体がRGB色変化していきます。家に着いて、ネット検索すると、球体に入れることを知り、球体の体験をされた方の情報を見れたので、まあ、良しとします。(あの、入れませんアナウンス、移動してくださいアナウンス。。あれは一体何だったんだろうか?けっこうあのアナウンスで帰る人多かったです。僕もその一人。。。)←これ、残念なことのひとつ。
現場に行って体験することでわかることって、やっぱりあるなぁと改めて思う。なので、できるだけ何かあれば行こうとしています。ネット画面だけでは把握できないことって、けっこうたくさんありますからね。演出方法、会場構成、運営、導線、人の表情。。。などなど。そういう意味では、良い勉強になったと思います。
「呼吸する球体」は、会期初日と、今後は土日のみになります。
(※呼吸する球体は、有料となります。)
下鴨神社は、お昼に行っても、ステキすぎる空間を体験できますよ。
開催概要
下鴨神社 糺の森の光の祭
会期:2016.08.17〜08.31
会場:京都府 下鴨神社
参加費:呼吸する球体のみ有料(500円)
開催時間:18:00-21:30
light-festival.team-lab.net
また球体にチャレンジしようかな。。。。
僕のイルミネーションとも組み合わせることもあるRGB照明。それについても良い体験したなって思います。イルミネーションについては直接僕にお問い合わせしてもらえれば。
イルミネーションやデザインについて、お気軽にお問い合わせください。SNSのフォローもよろしくお願いいたします。
千葉友也(CHIBA TOMOYA)イルミネーションデザイナー
京都芸術デザイン専門学校スペースデザインコース卒業。第一期生としてスペースデザインを専攻し、建築やインテリア、空間デザインについて学び、在学中にデザインチーム「OOPS」を結成。京町家 繭(まゆ)内の学校外施設の設計デザインを手掛ける。(現在は閉店)
近年では、京都を拠点に全国各地の商業施設で企画されるイルミネーションのデザインに携わり、光の演出やモチーフ、様々なマテリアルを用いるデザインや、企業などのロゴマークなどのグラフィックデザインを行う。
【Twiiter】@Chiba_Tomoya
【Instagram】@chibatomoya
※各SNSのフォローもよろしくお願いいたします。