イルミネーションデザイナーの想い|千葉友也

京都を拠点にイルミネーションをデザインするデザイナーのブログ。

PARASOPHIA 京都国際現代芸術祭2015

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PARASOPHIA

パラドクス、パラソル、パラシュート、パラフレーズパラノイア、パラメーターなどのように「別の、逆の、対抗的な」という意味を持つ接頭辞であるparaに叡智や学問体系を意味するsophiaという単語をつなぎあわせた造語。この言葉には、京都は消費の都市ではなく知や文化の創造の場であり、その装置なのだという想いを込めている。(By PARASOPHIA 開催概要)

 

Kyoto Municipal Museum of Art

先日、久々に京都市美術館へ、この現代芸術の国際展に行ってきました。まさかの有料だとは知らず、そのまま入場口に入ろうとした時に、ストップかかって後ろを見ると、チケット売り場が。。。(笑)

チケットも無事購入し、撮影もOKだということで、いざ会場へ。

 

作品たちは、それぞれの作家が練り上げた作品が展示してあり、懐かしさを思い出したりするような動くロボットや、写真等がたくさんありました。

 

僕は、作品も見つつですが、どうしても京都市美術館の建築、この国際展の全体展示会場構成、作品展示方法に目がいってしまい、色々なところをパシャパシャと撮影しまくっていました。

 

多分、こういうところが僕が好きなところなんでしょうね。

 

そして、この一枚。今回の「Best Photograph」かな。

映像作品展示会場の中で、たまたま前にカップルが手をつないで、作品を見ている姿を見かけたので、つい一枚パシャっと。

カップルのお二人、勝手に撮ってごめんね。でも、すごいステキだったから。。。

 

作品については、まだまだ会期中でもありますので、あえて載せず。もし興味があって、作品見てみたいなぁと思ってる方々は、ぜひ☆

 

京都市美術館は、僕が生まれてからずっと当たり前のように存在しているので、今までそんなに意識して見ていたことはなかったのですが、今回は、久々の美術館ということもあり、美術館の設計した方、素晴らしいって思いながらいてました。京都市美術館の設計は、前田健二郎。戦前の数々のコンペに入選し「コンペの前健さん」と言われていたそうです。。。

 

さてさて、久々の現代芸術に触れ、存在感のある美術館建築にも触れ、ステキなカップルの後ろ姿も撮影でき、その後ステキな方々とコーヒーをいただき、楽しい時間を過ごせた一日でした。

 

PARASOPHIAは、まだまだ京都各地で開催中ですので、よろしければ見に行ってみてください。

 

PARASOPHIA 京都国際現代美術祭2015

会期:2015年3月7日〜5月10日

 

2015.03.14