イルミネーションデザイナーの想い|千葉友也

京都を拠点にイルミネーションをデザインするデザイナーのブログ。

「心に残る空間」をデザイン

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「心に残る空間」をデザイン

僕は、デザイナーとして約20年程続けてやってきました。それは、当然まわりの方々のサポートがあってこそ。そして日々の自分を高める意識を持つこと。それの積み重ねで、今日までやってこれたような気がします。

 

イルミネーションのデザインを主に、内装・インテリア、展示会ブース、イベント会場構成、サイン、商品企画、グラフィック、WEB等をほぼ、独学でやってきました。まだまだなところは、ありますが一通り経験させてもらった気がします。

 

その経験していく中で、自分の中で色々と思うことは多々あり、辿り着いた答えは、これかなと今は思っています。

 

「心に残る空間」とは、形がある造形物、無形物全てで、その空間全体を創っていくことで、その空間に訪れる方々に、一瞬で見ても、その空間にしばらく滞在して感じることでも、その方々の心の中に残るような楽しい気持ちになる印象を与え、その方々の心の中では、その後の人生において、「ああ、いつのどこのイルミ、誰誰と一緒に行って楽しかったなぁ。」や「キラキラしてたり、かわいかったり写真撮っていい思い出になったなぁ。」と、良い思い出となることを目指しています。

 

それは、大きな施設、小さな施設は関係なく。

 

「イルミネーション」といっても、ただLEDを光らすだけのものもあれば、しっかりとしたコンセプトを作り、それに沿ってイルミネーションと何かを組み合わせたりもします。特に、デザイナーとしては、コンセプトを作り、その施設の空間内に、「別空間」を作り出し、わかりやすく、そして少しの驚きを感じてもらい、人々の心に残る思い出を作ることを自分のデザインの指針としています。

 

イルミネーション等のイベントは、建築のように何十年もその場に残ることはありません。大体その年その年で、変化していくものです。そういうもののデザインをしている分、「心に残る空間」のデザインを心がけているのかもしれません。

 

そして、「人を笑顔にする」デザインも心がけています。それは、例えば、イルミネーションの点灯式で点灯する時の人々の心の中からの、声が聞こえる時に笑顔を見せてくれます。

笑顔になり、記念撮影をしたり楽しんでいただく。。。そしてその施設内や近くで食事を楽しんで、家に帰るまで。。。

 

それはもう、「心に残っている」のです。

そして、その後、何年か経った後でも心の中には、思い出として残るのです。

 

まあ、長々と少し真面目なお話をしてきましたが、これからもイルミネーションのこと、空間デザイン、グラフィックデザイン等のこと、その他のこと色々と、またフラッと書いていきたいと思います。

 

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